社長挨拶
代表取締役 山下 俊治
社会に役立つ会社を作りたい
1964年よりオフセット印刷会社を経営する中で、1980年ごろからオフコンの需要が高まり、連続伝票を目にしたとき「これからの社会はビジネスフォームなくてはならないビジネスツールになる。是非我々も作りたい」と思い立ちました。
連続伝票はアメリカのコンピュータ社会が開発したものでしたので、メートル法ではなくインチ法が採用されていました。なかなかサイズのイメージができず、まずは機械を購入し自社で製品が作れるようするところから始まり、努力の日々でした。当初は安定した商品ができず、苦労が絶えませんでしたが、失敗の中からヒントを見出し、徐々に製品として耐えうるものが製造できるようになりました。そうした努力で得た安定した製品を製造できるノウハウを生かし、日々増えていった仕事に誠心誠意対応してまいりました。
大手企業の仕事でも安定した製品をつくる
当初は小ロット中ロットの受注が主流でしたが、安定した製品と在庫管理ができるようになってくると大手企業の大ロットでの製造が発生するようになりました。
これを機に、どのような数量でも安定供給できる製造環境を整えるための設備投資を行い、大型の生産機を導入いたしました。
現状は小ロットから大ロットまで、どのような仕事でもこなせるようになり、常に安定した製品をご提供できるようになっております。
多品種小ロットへの対応
リーマンショックや東日本大震災以降の2010年代から多品種小ロットへのニーズが高まりました。それに対応するために、枚葉印刷機とオンデマンド印刷機の導入し、以前は製造が難しかった製品も自社での製造が可能となりました。品質面でもコスト面でもお客様にご満足いただける製造体制となっております。
2020年以降のニーズ
印刷業界は今後、高齢化が進む中でオペレーターの不足や後継者の不在により、安定した製品の供給が難しくなる可能性が高くなってきます。
安定した生産ラインを確保するため、オンデマンド印刷の積極的な導入、また、営業面でもネット通販やIT化などを多角的に展開し、常に社会の役立つ企業を目指してまいります。